大切なマンションを長寿命化するノウハウを、マンション管理組合同士の交流や、専門家による支援を通じて共有していきます。そして、それぞれが「世界に一つだけのマンションを目指す」、これが私たちの理念です。
マンション100年倶楽部が目指す姿
築30年~40年といえばマンションではまだ青年期。この寿命半ばの段階で、取り壊しをしてしまうのはとてももったいないことです。正しい躯体補修と適切なメンテナンスによって、マンション本来の潜在寿命を引き出しこの先何十年も守り続けることができます。いよいよ「100年住めるマンション」作りがニッポンの常識となりつつあるのです。
マンションは単なる「建物」ではなく、人生を有意義に過ごし、歴史と思い出を刻んでいく「住まい」です。だから、長く維持するだけではなく、年月をかけ、個性や人の温かみが感じられるマンション作りをしたい。こんな想いに共感する管理組合と専門家が集まりました。
長く住み続けるからこそできること。それは何か大切なものを育んでいくことです。例えば小さな木を植え、50年かけて「森の中のマンション」へと育て上げていく。そんな年月に培われた風合いの「ヴィンテージ・マンション」には新築には出せない価値があります。
多様な世代が集い、安心して子育てができる環境を備えたマンション。次の世代へとバトンを渡して行ける、そんなコミュニティのあるマンションを実現したい。美しく維持され、コミュニティに守られたマンションにこそ、本当の安心と快適があるのです。
こんな考えに共感するマンション管理組合の皆さまと共に手を携え、マンションの長寿命化を日本中に根付かせたい。そんな想いをもって活動しているのが「マンション100年倶楽部」なのです。